Tapoカメラの動作トラッキング精度を向上させるには

Tapoカメラに搭載されている動作トラッキング機能は、まれに追跡機能の感度が低下したり、効果がなくなったりする問題に遭遇することがあります。この問題は適切な設置をすることで解消する場合があります。カメラが目的の監視エリア向いているか確認し、角度と高さを調整して、死角を最小限に抑えてください。カメラの配置によっては動く人物がフレーム内で急速に移動しているように見え、追跡が困難になる可能性があります。したがって、追跡したい動きの範囲を考慮し、カメラに近すぎる位置に配置することは避けてください。

以下は、カメラの追跡機能の効果を高めるためのいくつかの提案です：

1. カメラの視野範囲に基づいて適切な設置位置を選択する

カメラの真下は追跡が難しく、特定のシナリオでは追跡効果が最適でない場合があります。壁や天井に設置する場合は以下イラストのように、15°程度角度をつけて監視できるように設置してみてください。

2. 横から撮影する

カメラは前を横切る動きに強く、直線的に向かってくる/去っていくような動きの検知が苦手です。

そのため、想定される動作に対して、側面から撮影ができる設置場所や角度が最適です。

3. ガラス越しに監視をしない

カメラがガラスの後ろに設置されている場合、赤外線ライトが反射して画像がぼやけて不鮮明になり、特に夜間の検知精度が著しく低下する場合があります。

4. 検知感度を調整する

動体検知の感度設定は追跡感度に影響します。これらの設定はカメラ設定 -> 検知設定で調整できます。追跡が十分に敏感でない場合は、検出設定で感度を上げてみてください。

5. 最新のファームウェアバージョンに更新する

カメラのファームウェアを最新の状態に保ってください。新しいファームウェアによってパフォーマンスの改善が提供される可能性があります。