雪や雨などによる動作検知を減らすには
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屋外に設置したTapoカメラは、雪や雨などを検知して頻繁に動作検知の通知を送ってしまう場合があります(特に夜間などに赤外線を使用していると起こりがちです)。
動体検知の仕組みについて
不要な検出を減らそうとする前に、カメラの動作検知の仕組みについて知っておく必要があります。
基本的なカメラの動作検知は、フレーム間の画像の変化に基づいています。フレームとは完全な動画を構成する静止画のうちの1つです。フレーム間に差があれば、カメラはそれを動きの検出として認識します。
雨が降ると、雨粒によって映像が大きく変化するため、このような検出は避けられません。
動作検知をを減らすためのヒント:
- 人物検知を有効にする
カメラの動作検知を侵入する人物への対策にのみ利用している場合は有効な方法です。動体検知の無効化と人物検知の有効化を組み合わせることで、AIが人物と判定した場合のみ通知を送信します。
この設定を行うと、人物が動いた場合のみ通知を行います。
人物検知を有効にするには、Tapoアプリの カメラの設定 > 検出とアラート > AI検知 を開き人物検知をオンにします。
- アクティビティゾーンと動作感度を変更する
利用環境にもよりますが、動作検知を行う範囲や感度を変更することも効果的です。
アクティビティゾーンを指定すると、指定した範囲内での動作を検知するため、屋内と屋外の境界などを映している場合に効果的です。また動作感度を下げることも通知の減少に効果的です。
これらはカメラの設定 > 検出とアラート > 動体検知 から設定が可能です。
- (日本未展開)
PIRセンサーを内蔵したカメラに交換する
PIRとはPassive Infrared sensorの略で、 物体から反射する赤外線を測定する方式です。雨・雪・昆虫などの動作を無視する一方で、人/動物の動きから放射される赤外線をトリガーとします。
PIRセンサーを内蔵したKasa KC300S2, KC310S2のようなカメラは、ほとんどの誤検出を回避することができます。